芳野かえ ゼンタングル®認定講師

ゼンタングル®メソッドはリラックスしながら集中できるパターンアートの描き方です。

トラディショナルなゼンタングル 公式パターン

まだトラディショナルなゼンタングルを描いています。

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↑傾斜台を使って一枚描いてみました。かなりみすぼらしいですがちゃんと使えます。目線を下まで落とさないで良いので、首や肩への負担が少ない気がしました。私は集中するとどんどん猫背になってしまうのですが、傾斜台のおかげで姿勢良く描けます。

フェイスブックにあるゼンタングルのグループで、カリグラフィー用の傾斜台について話題になっていました。買うと高いそうですが、作ると安いそうですよ。どちらにしろ結構かさばるので、まず段ボールで試してみました。こんなでも結構良かったです。

どうも私は買うにしろ作るにしろ、捨てるときのことを考えてしまうのですよね。ちゃんとした板の傾斜台だと捨てるとき大変かもしれませんから、段ボールもその点ではいいですね。


リリィさん>

フォームからメッセージくださって、ありがとうございます!もしかして他の方にも参考になるかと思ったので、ここで返信いたします。

ゼンタングルを描いてみたら、細かくなって頭がぼーっとして気持ちが悪くなってしまったということで!?まさにそのことについて、『zentangle PRIMER』に書いてありました。パターン(タングル)は、細かくなり過ぎない方が楽しめるそうです。目が回ってしまうとか。私はリリィさんのメッセージを拝見して、もしかして気分が悪くなるというのは肩コリが原因なのかもと思いました。私もゼンタングルを描いていると細かくなってしまうので、細かくなり過ぎないように意識するようにしています。でも細かくなってしまいます。そうすると肩コリがします。

リラックスして余裕で描けるなら細かくても良いんでしょうけど、人によってリラックスして描ける大きさは違いますよね。すぐ下にあるタイルなんては、私には細かすぎました。リラックスできていなくて、肩コリがしました。例えば右上にあるスペードみたいな葉っぱみたいな模様は、2個で1個くらいの大きさで描くとかした方がリラックスして描けたと思います。

あと、画面全部を細かくすると大変ですけど、一部分だけ細かいなら画面に変化があって面白いかなとも思います。少しの部分なら肩コリもすぐ治りますし。

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↑なんだかごちゃごちゃになってしまいました。

ゼンタングルってフィキサチーフ使わないのでしょうか。鉛筆で描いたあと、フィキサチーフをかけておくと表面の黒色が落ちません。ゼンタングル用タイルは重ねて保管するでしょうから、何もしないと少しずつ黒い粉が落ちそうな気がするんですよね。私は一応かけておいています。

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 ↑モザイクにしてみました。

「ゼンタングルプライマー」を読んでいると、度々モザイクについて書いてあります。ゼンタングルで言うところのモザイクは、完成したタイル(紙)を並べて見ることです。自分の作品だけで並べても良いし、他の人の作品と自分の作品を混ぜて並べるのも良いそうです。特に、他の人の作品と一緒に並べると自分の作品も新しい見方でみられたり、失敗したと思っていたようなところも気にならなくなったりするそうです。

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↑ボーダーなしなのに、結局四角くなりました。

トラディショナルなゼンタングルを、さしあたって30枚描いてみようと思っています。今15枚くらいです。「ゼンタングル プライマー」に、マリアはキッチンテーブルで夜中、静まりかえった中で描くのがお気に入りとありました。私は夜中は描きませんけど、シーンとした台所のテーブルで描くの好きです。

描いてると、細かくなり過ぎそうになるんです。でも公式的には、細かいの良くないそうですね。ゆっくり、気持ちを込めて、一本一本丁寧に描くのが良いとか。

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↑ボーダーなしで描いてみました。

ゼンタングル公式のタイル(紙)は、少し変わってますね。普通の水彩紙とも違いますし、ケント紙とは全然違います。公式推奨のペンはピグマの01ですがそれは公式の紙+ピグマ01であって、紙が違うならピグマの01が最適とは言えなくなると感じます。

公式の紙だと、ピグマ01でもかなり細い線が描けます。あと、力の具合によって太さを少しだけ変えられます。でも紙がケント紙や普通の水彩紙だと、ピグマ01では太すぎるような気がします。ピグマ01よりも細いピグマ005が使いたくなってきます。公式の紙だと、01でもすでに細いので005は使いたいと思いません。

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↑ストリングにバリエーションがないので、似たような構図が重なってきました。マリアみたいに、思い切ってざざっと描けないんですよね。ボーダーなしでストリングだけのゼンタングルはあまり描いていません。今度はそういうのにチャレンジしてみます。

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↑最近描いたトラディショナルなゼンタングルを集めてみました。よく見れば全部違うのですが、ぱっと見は同じような感じがします。白黒だし、紙のサイズも同じですからしょうがないですかね。

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↑海の感じになりました。

ゼンタングルはどこでもできますけど、ゼンタングルプライマーのレッスン1とか2には冒頭に、心地よい場所でやりましょうとありました。レッスン1なんて、周りが散らかってたら片付けましょうみたいに書いてありました。熟練したらどんな環境でもすっと自分の世界に入れるようになるらしいですが、初心者は困難な状況よりも集中できる場所のがいいんですね。

そういえば座禅体験に行った時、終わった後の雑談時間に、困難な状況での座禅についての話を聞きました。そのお坊さんはお腹が空いている時間帯に座禅をしていたら、炊事をしている部屋から美味しそうな匂いが漂ってきて集中するのが大変だったそうです。そこでやるしかない場合はしょうがないけど、わざわざ困難な場所でやる意味はないとおっしゃっていました。

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↑ゼンタングルは、大きさがほんと素晴らしいと思うんですよね。大きすぎず小さすぎず。最初はこれどうなるんだろうと思っていても、ゼンタングルメソッド通りにしていればちゃんと出来上がりますし。この、なんとかなるんだなという体験を何枚もしていると、実生活でも良いというの分かります。

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↑右下に描いてあるパターン(タングル)は、公式通販のキットに入っていたマニュアルにあったものです。あまり見たことがない気がします。人気ないんでしょうか。flooというそうです。私は気に入ったので、これからも使おうと思います。

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トラディショナルなゼンタングルを公式のタイルに30枚描くぞ!というのを目標にしているのですが、似たような絵ばっかりになりそうな…。リリー・ムーンさんとか、大量に描いていらっしゃるのに作品がバリエーションにとんでいて本当に凄いです。尊敬しています。

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↑タンポポが咲いていたので、タンポポぽいものを描いてみました。

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↑タケノコみたいのが、模様を入れすぎてごちゃごちゃになってしまいました。ゼンタングルプライマーには、気に入らないタイルも捨てないでとっておきましょうとありました。後から見ると印象が変わるとか、今後の参考にするとか。