芳野かえ ゼンタングル®認定講師

ゼンタングル®メソッドはリラックスしながら集中できるパターンアートの描き方です。

2016年ゼンタングル公式認定講師(CZT)講習体験記4【3日目】

授業内容については書けないので、今日もその他のことを書きます。

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曇ったり晴れたりの繰り返しで、雲が動くといきなりものすごく明るくなります。朝食の内容は昨日とほぼ同じようです。食べ過ぎなので控えようとしましたが、結局果物とヨーグルトを食べました。

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今日のお茶の時間は、午前が果物で午後がブラウニーです。お腹が一杯でどちらも一口も食べられませんでした…。きっと美味しかったのだろうと思います。午前のお茶のとき丸のままの桃が盛られていて、包丁もないのに飾りかなと思っていたらみなさん普通にそのまま手に持ってかじってました。皮はむかなくても良いんですね。

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↑食事やお茶のたびにモザイクが作られます。タングルの組み合わせなどはどうやら回によって違うようですね。

ホワイトタイルに黒ペンで描いたタイルのモザイクのとき、よく食事を一緒にしてくださった方が「この中からあなたのタイルを当てられますよ」とおっしゃったんです。100枚はありますよ!?しかも独自で描くのではなくてマリアの見本をみんなで同じように描いたモザイクです。私は当てられるはずないと思いました。私自身でもどこにあるやら分からないのです。でもその方はしばらくタイルを眺めていて「これだ!」という感じでタイルを取りました。それはまさに私のタイルでした!!!私は衝撃で奇声をあげてしまったのですが、「どうして分かったのですか!?」と質問するとその方は「あなたはスペシャルだからです(?)」とおっしゃっていました。どういうことでしょう。イニシャルやマークで分かったのかな?と思ったら、私はそのタイルにイニシャルを描き忘れていました。その方とは席が遠くて私の描いたタイルを見ていたはずもないのです。謎すぎます。完全にマジックのようでした。

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お昼は各自好きに作るサンドイッチでした。パンが複数種類、ツナマヨネーズみたいなものは何が違うのか3種類はあったような。各種野菜、チーズ、ハムもありました。全然お腹が空いてないのに美味しそうなので食べてみました。私が選んだツナは日本で普通に食べるものに近かったです。あとスープとポテトチップスもあります。スープもおいしかったです。カレー味でひよこ豆のスープでした。

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↑プレストリングのゼンダラタイルに描くレッスンです。このタイルを描いていたとき、最初のセクションでもう私が間違えました。それで私がショックで呆然としていたら隣の席のかたが「ウフフ、間違えましたね。ちょっと待ってて」というようにおっしゃって、ご自分の荷物をごそごそして同じストリングのタイルを出して私にくださったんです。さっき売店で買ったそうです。なんて親切な方でしょう!?私は感激してしまいました。

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今日の夕食は何があったのか予定取りに料理が並ばず、食堂に行ったらテーブルにパンとサラダはあるもののバイキングのテーブルが空でした。一緒にテーブルで待っていた方がパンを食べてみたら湯気が立つほどの焼きたてだったので、私も一個食べてしまいました。おいしかったです。これでもう私は完全にお腹がいっぱいになって、バイキングの方に並んだタコスは全く食べられませんでした。これがホテルプロビデンスでの最後の夕食だというのに…。きっとおいしかったことでしょう。f:id:tanglefan:20160629090651j:image

グーグルマップによると、近くにセブンイレブンがあるんです。アメリカのセブンイレブンがどんなだか見てみたかったので、授業の後で行ってみました。日が長いので6時でも昼間みたいに明るいです。道順は簡単なので暗記で行かれます。途中、飲食店の前とかに不良ぽい人がたむろしているので少し気まずいですが、二ヶ所くらいやり過ごせばすぐです。3分かからないような。でもホテルのほぼ隣も雑貨屋さんですし、セブンイレブンに行くまでの道にも雑貨屋さんらしきものはあります。どちらも雰囲気が少し怖い感じです。

セブンイレブンはチェーン店の見かけですから、入りやすいですね。中は日本のより殺風景で寂しい感じです。店員さんは普段着の男性なので、お客さんがレジにいるみたいに見えます。ホットドッグの調理器?のようなものが、ものすごく場所をとっていました。他にもドリンクの機械等、マシンが多い印象です。水は普通のペットボトルで1ドル前後のようでした。色んな値段の水が売っています。ホテルの部屋に4ドルで置いてあるのと同じのも1ドル前後ですね。ホテルですからしょうがないです。ボストン美術館の売店は3ドルでした。

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 カップヌードルがあったので、試しに買ってみました。明日の3時のお茶以降は次の日の昼過ぎに飛行機に乗るまで食事も水もないんです。水2本とカップヌードルで2.77ドルでした。それなのに私がレジで2ドルしか出さないので、レジのかたが困惑していました。お札やコインが違うだけで支払いが訳分からなくなります。100円(約1ドル)からお札というのがすごく混乱します。

セブンイレブンを出てから、箸もフォークもないのにどうやってカップ麺を食べるのかと気づきました。でも戻ってフォークをもらう勇気がないので諦めます。日本みたいに使い捨てのフォークを貰えるとも限りませんし。こんなことなら割り箸を持って来るんでした。

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セブンイレブンまでの道には、素敵な大学?があって、授業のチャイムのような鐘が鳴っていました。車道や歩道には花がたくさん植えられていてそれらが物凄く元気に咲いています。綺麗な街です。でもなんだか個々のお店の雰囲気が怖いんですよね。雑貨屋さんとか、謎の衣装屋さん?とかカジノ?とか。

ホテルのすぐ隣の教会は、ステンドグラスが素晴らしいそうです。夕食後の時刻だともう閉まっていたので、行くなら明日の昼休みしかないです。

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講義が行われる教室の席取りについて書くのを忘れていました。複数の日本人CZTのかたに、「教室の席は1日目に座った席がその後も自分の席になりました。どの席でも見やすいので大丈夫ですが、端や後ろよりも前で真ん中の方が良いのでは」と伺っていました。

最初の席取りについては講習の回によって様々で、ある回は朝食の後教室のドアの前に行列ができていたそうです。ある回では朝食の前に教室のドアがもう開いていて、持ち物を置いて席取りをしたそうです。ある回では席は毎回バラバラだったというCZTの方もいらっしゃいました。共通のルールはないようです。どこでも見やすいのでそれほど深刻な話でもないのですが、今回はどうなるのか少し緊張していたんです。

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私が行った#25は、朝食の前はドアが開いていませんでした。食事後に教室に向かうと、ちょうどマリアがドアから出ていらして「入室は8時からですよ〜」というようにおっしゃって去って行かれました。それで8時過ぎに改めて教室に行ったらドアが開いていて、席は前3列が埋まっていたくらいでした。その後、いつも同じ席で受けています。隣の席の方がとても優しくて、私が次にどうしたらいいかわからないでいるときなどに教えて下さいます。

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私の斜め前の席のかたは、自前の傾斜台を持ち込んで机に乗せて描いていらっしゃいます。重かったでしょうに、描きやすさ優先なんですね。もしかしたら、肩コリがひどいかたなのかもしれません。何かご病気なのか、多分酸素が出ている機械を常に持ち歩かれている方もいらっしゃいます。小型犬を常に連れている方もいらっしゃいます。とてもおとなしくて、2回だけワンと吠えているのを聞いただけです。小学校低学年のお子さんとご一緒の方もいらっしゃいました。とても落ち着いた賢そうなお子さんで、静かに座っていらっしゃいます。この講習の懐が深いのもそうですが、参加者の熱心さもすごいです。

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ホテルプロビデンスは素晴らしいホテルです。ボストンの日本人ガイドのかたも、ホテルプロビデンスは泊まったことはないが素晴らしいと聞いている、とおしゃっていました。唯一私が残念だったのはシャワーの水圧が低いことです。本当にそこだけです。でも1泊目に泊まったヒルトンローガンエアポートもそうなので、これがアメリカ標準なのかもしれませんね。二ヶ所しか泊まったことがないので判断できません。

私は自宅でも浴槽を使わずにシャワーのみなので、浴槽がないのは何でもありません。でもシャワーヘッドが壁に固定で、なおかつ水圧が低いと頭を洗った気がしないんですよね。流せているのかと疑問に思ってしまいます。別に大丈夫なんでしょうが。

【追記】

他の回に参加されたCZTの方に伺ったところ、部屋のシャワーの水圧は普通だったそうです。部屋によるのかもしれませんね。

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お部屋の掃除も本当に綺麗にしてくださっています。環境保護のためにこのロブスターのフィギュアをベッドに移動してあった場合にだけ、シーツとタオルを替えますというように書いてあると思ったのですが、そのままでも替えてもらえているようです。チップを置いているからでしょうか。よく分かりません。タオルは大量に置いてあるので一人なら二日くらい余裕だと思います。

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昨日もそうなのですが、マリアは常に作品を描いていらっしゃいます。講義は基本的にマリアとリックが交互にお話されていて、そこに他の講師の方が入ったりリックがお話しながらマリアの手元が映されたりです。マリアはご自分のお話が終わると、ほんの短い間でも手に持っているタイルか何かに一瞬で集中して描き始めます。マリアは作品一枚一枚が素晴らしい上に作品の量がものすごいですが、こんな風に寸暇をを惜しんで描いていらっしゃるんですね。

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 私は今回、部屋は個室を選びました。CZTの方々のお話を伺うと、相部屋だと同室だった方とお友達になれたとか、英語をとても助けてくださったとか良い点ばかりなのですよね。出発前は個室にしたことを少し後悔していましたが、今考えてみると個室もこれはこれで良かったなと思います。授業も食事もずっと集団ですから、部屋で一人になれるのは気楽ですよ。 

講習はもう、明日で終わってしまいます。あっという間ですね。

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下記は私が参加した2016年の内容で現在とは違っています。ご参考までにどうぞ。

ゼンタングル認定講師(CZT)講習体験記1【申し込み、事前準備】

ゼンタングル認定講師(CZT)講習体験記2【成田~講習1日目】

ゼンタングル認定講師(CZT)講習体験記3【講習2日目】

ゼンタングル認定講師(CZT)講習体験記4【講習3日目】

ゼンタングル認定講師(CZT)講習体験記5【講習4日目最終日】

ゼンタングル認定講師(CZT)講習体験記6【帰り】