断捨離とゼンタングルは、結構共通点が多いような気がします。
・以前から人がしていることに名前をつけた
・行うと気分がすっきりする
・「いま、ここ」に意識を集中する
・特別な道具等一切不要
・名前が仏教に由来(ヨガ?)
他にもあるかもしれません。
断捨離が話題になったころ、私は九州に住んでいました。やましたひでこさんも川畑のぶこさんも九州で講演会をなさっていたので、両方行きました。2つの講座とも2日連続だったので泊りで。川畑のぶこさんなんて妊娠中で大きなおなかだというのに1日5時間2日連続でしゃべり通しで、本当にパワフルな方だと思いました。当時、東京ではお二人の講演会だなんて、何百人というホールで行われるくらいだったのではないでしょうか。九州では人口が少ないせいか、二つの講座ともお客さんは20人ほどだったように思います。二日連続の講座なので、よほど断捨離に興味のある人しか集まってなかったのかもしれませんが。
手元にスザンヌ・マクニールさんが書かれたゼンタングルの解説本があるのですが、そこに『「今」「ここ」にだけ集中する』という言葉があって、断捨離のことを思い出しました。やましたひでこさんも「今・ここ」という言葉を強調していたからです。
断捨離やゼンタングルに限らず、このごろ「今・ここ」という言葉は頻繁に耳にするんですよね。流行ってるんでしょうか。座禅のときもお坊さんが言っていたし。過去のことを悔やんだり過去の栄光にすがったり、未来を心配したりするんじゃなくて今この瞬間を味わいましょうということですよね多分。