芳野かえ ゼンタングル®認定講師

ゼンタングル®メソッドはリラックスしながら集中できるパターンアートの描き方です。

How to draw the gems 3.ゼンタングル 宝石最近の描き方 オススメの道具

今回は珍しく描いている途中の写真もちゃんと撮ったので、ハウツーにしてみます。 

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↑これは塗る前です。最近、細いペンで描くのがマイブームで、使っているのはピグマの005です。定価200円のはずなのに、送料込みで190円というのはどういうことでしょう。私のように不便な場所に住んでいる者にとっては、とてもありがたいです。

ゼンタングル公式がオススメしているペンはピグマの01です。

紙は、高級水彩紙を9センチ角に自分で切って使っています。ウィンザーアンドニュートンのコットマンは厚さがしっかりしていて、最近はこればかりです。1冊でゼンタングル用のタイルが60枚作れます。

※ZIAではなく、トラディショナルなゼンタングルの場合は公式の紙が最適です。公式の紙は、水彩には向いてないと思います。

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 ↑宝石部分をまず、水彩色鉛筆で塗りました。水筆も便利なのですが、私はもっぱら普通の筆で塗っています。普通の筆は水筆に比べて、水の量のコントロールがしやすいと感じます。

あと右下を墨で塗りつぶしました。100均の墨汁です。範囲が狭いならマーカーや筆ペンでも十分なのですが、重ね塗りをしないといけません。墨汁ならほぼ一発で真っ黒に塗れます。細かいことですが、黒で塗りつぶすときは、紙の側面も塗っておいた方が良いです。そうしないと、後から白い部分がチラチラ見えます。

水彩色鉛筆は奮発してファーバーカステルのアルブレヒト デューラーを買ってしまったのですが、カラトで十分だったと今更思っています。バラで買ったカラトがかなり使いやすいです。あと、宝石を描くだけなら36色も必要ありませんでした。混色できますし。36色ですと、私は全く使わない色が結構あります。

アルブレヒト デューラーは太くて普通の鉛筆削りで削れないのでカッターで削らないといけません。カラトは細いので、普通の鉛筆削りで削れます。

鉛筆削りは色々試しましたが、今のところこれが最高です。

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 ↑色鉛筆で塗りました。私が使っているのはもっぱらトンボの24色です。これは、36色のを買ってもよかったかなとも思います。芯の硬さが私好みです。バラで買えるならバラで買ってもよいのですが、トンボの色鉛筆をバラで多数取り揃えている画材屋を私は見たことがありません。世界堂は、高い色鉛筆は多数ありますが、これは置いていないようでした。

宝石の中の黒い部分の中のところ、少し明るくしているのですが、そこはカリスマカラー(プリズマカラー)で塗っています。トンボだと硬すぎてそういうところに色が乗りません。なので、カリスマカラーの黄色・ピンク・水色は使っています。12色セットの評判が悪いので24色セットを買いましたが、使っているのは上記の3色くらいです。カリスマカラーはバラでもよく売っているので、私の場合はバラで買えばよかったです。

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 ↑宝石のハイライトとパール、周りの陰影を入れました。宝石のハイライトは色々試したところ、今は太字のシグノが気に入っています。パールのハイライトもそれです。陰影は筆ペンの薄墨やマーカー、色鉛筆の灰色で描いています。

マーカーは世界堂で買った「DOUBLER」というのが気に入っているのですが世界堂でしか見たことがありません。コピックのように片方が筆ペンのようになっているペンです。

 

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 ↑背景に灰色のペンでゼンタングルでよくあるパターンを描きました。私はクールグレイを買ってみました。少し水色に近い感じがします。ウォームグレイだと、多分茶色に近いのでしょうね。無彩色の灰色がいいのですが。

あと、黒い部分に銀色のペンでパターンを描きました。この銀色のペンは最初に買ったのをそのまま使っていて他のを試したことがないのですが、特に不満はありません。

↓動画です。

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