ゼンタングルメソッドでは影を付けるとき、鉛筆で描いてからさっ筆でぼかします。初めて描いたときは「さっ筆は必要なのか?」と疑問に思いましたが、今ではあった方が表現の幅が広がって面白いと思います。全部をさっ筆でぼかすのではなくて、ぼかすところとぼかさないところを作るとメリハリが出ます。
↑ゼンタングル公式の動画をご覧になりましたか。パラドクスとディーバダンスを重ねるだなんて面白いですね!複雑に見えますけど大丈夫ですよ。リックが描いているところの動画が公開されています。
https://m.youtube.com/watch?v=xZ38AraOEYk&feature=youtu.be
つい最近まで公式のさっ筆が使いづらいと感じていて画材屋で買ってきたさっ筆を主に使っていたのですが、この頃公式のさっ筆も良いなと思うようになってきました。太さがちょうど良いです。画材屋さんで売っているのももちろん良いのですが、色んなサイズがセットでないと売っていなかったりゼンタングルにちょうど良い太さがなかったりします。
↑公式の紙はさっ筆を使うとものすごく鉛筆が伸びますね。三ヶ所同じように鉛筆で描いてからさっ筆で伸ばしました。さっ筆の使い方によって長く伸ばしたり短く伸ばしたりできます。さっ筆を寝かしながら使うと長くなるようです。
↑さっ筆は別に、使うたびに先を綺麗にしたりしなくていいんですよ。そのまま何度も使います。鉛筆の濃いとろから伸ばしてグラデーションにする感じです。使っていると先が丸まってきて狭いところなどをやりづらくなるので、そういう時は私は先を少しカッターで削ったりします。カッターで鉛筆削りをするような感じです。全周削らなくても半周でも結構尖りますよ。上のは半周削りました。