芳野かえ ゼンタングル®認定講師

ゼンタングル®メソッドはリラックスしながら集中できるパターンアートの描き方です。

ヴァーチャルリアリティペインティングを体験してきました。

ヴァーチャルリアリティ(VR)ペインティングを体験してきました。

http://store.steampowered.com/app/327140/Tilt_Brush/

↑これです。

空中に立体的な絵を描けるだなんて新体験でとても面白かったです。子供の頃ノッポさんという人が工作をする番組を見るのが好きで、番組で作られる大きな家などの紙工作に憧れましたがそれがVRで可能です。巨大な恐竜の化石を立体で描いたり、理想の庭を描いてその中を歩いたりもできます。VRペインティングを体験したことで、ゼンタングルの様々な素晴らしさを再度認識することもできました。

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他の人と一緒に描いたり、描いた作品を人に見てもらえるかどうかという点は結構重要なんだなと思いました。VRでも他の人に見てもらえるのですが、相手も同じ設備を持っていないといけません。Webで公開もできますがVRで見ないとイマイチ良さが伝わりません。

 

私が初めて体験したVRは大学にあった確かCAVEというVRでした。もう20年くらい前のことです。学校の教室くらいのスペースがまず必要で、周り4面と床にプロジェクターで映像が投影されていました。プロジェクターと面が少しでもずれるとダメだそうです。地震とか大丈夫なんでしょうか。VRを体験する人はコントローラーを持ってヘッドセットを付けてその部屋の真ん中に立ちます。ヘッドセットが当時一つ50万?だとか、装置全体で数千万円だとか聞きました。

今日体験したVRはPC20万円、ヘッドセット10万円、ペイントソフト3千円です。昔のVRに比べたらタダみたいな値段ですね。それでも個人には高いですが。あと問題は部屋です。動くので最低2メートル四方のスペースが必要で、コードが自分に絡まないように注意しないといけません。体験のときはスタッフの方がプレイヤー一人につき一人ずつついてくださって、コードが絡まないようにしてくださっていました。慣れれば一人でもできるんですかね。コードが一本でも抜けると再設定だそうです。ですがVRは20年でここまで手軽になったのですから、このままいったら10年後にはもっと素晴らしいものになっているんでしょうね。