芳野かえ ゼンタングル®認定講師

ゼンタングル®メソッドはリラックスしながら集中できるパターンアートの描き方です。

トラベリングタングル

 【クラス開催予定】
07/06(土)銀座 ゼンタングル基本、ジャーナリング
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08/24(土)渋谷  ゼンタングル基本.

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トラベリングタングルは、一枚のタイルを二人以上でタングルすることです。もともとはタングル途中のタイルを郵送で次の人に送るので「トラベリング」なんだと思います。送るとなると梱包とか雨で濡れないかとか心配ですし、受け取るときも事故がないかとか心配で気軽に参加できませんでした。

でも、実際に会っている状態でのトラベリングタングルはそれらの心配がないので純粋にとても面白いです。相手の人が描いているところが見られますし、その場で「ここどうしたら良いと思いますか?」など聞けます。7/6(土)のクラスでしますのでよろしければどうぞご参加ください。

トラベリングタングル以外で他の方のタイルに描くことは、私はしたことがありません。それはこれまでの経験や見聞きしたことがあるからです。私は高校生の頃に美大予備校に通っていました。他の予備校の内容を知りませんが、私が通っていたところは生徒や生徒の作品を尊重してくれていたところでした。どの先生も、デッサンの狂いや質感が出ていないところに加筆して教えてくれるとき「描いて良いか?」「嫌じゃないか?」と誰にでも毎回確認していました。生徒としては、上手い先生がどう直すのか目前で見られるので是非どんどん描いて欲しいくらいでしたけども。ゼンタングルと違って「間違い」がある入試用の予備校でさえ、講師の加筆や修正にそこまで慎重に対応していたということです。

こういう話も聞きました。私の夫が小学生の頃に受けた図工の水彩風景画の授業で、先生は生徒が塗り残している部分に赤ペンでバツ印をつけたそうです。私はその話を聞いただけで頭にきました。生徒や生徒の作品への尊重がありません。あと、透明水彩は画面全体を塗らないといけないものではありません。

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