芳野かえ ゼンタングル®認定講師

ゼンタングル®メソッドはリラックスしながら集中できるパターンアートの描き方です。

映画『ジェミニマン』

『ジェミニマン』という映画を見ました。とても面白かったです。以下ネタバレあります。

この映画は映像がとにかく特別でストーリーは添え物だそうですが、私はストーリーも面白いと思いました。基本的に人の生き様の話です。この頃意識的に映画を観ているのですが、生き様の話ばっかりです。私がホラーとか選ばないからでしょうか。それとも映画というのは男性の生き様の話になってしまうものなんでしょうか。◯◯マンというタイトルだと私は全然違う内容を想像してしまうような。スーパーマンとかアイアンマンとか。ある意味スーパーマンですが。

クローンと主人公の関係が親子みたいになったり兄弟みたいになったり面白いです。歳の離れた兄弟は親子みたいな感じになりそうな感じしますね。勝手にクローンを作られたり、手術のときに勝手に発信器を埋め込まれたり、優秀な人は大変です。主人公の出生に何かどんでん返しがあるのかと思って見ていたら、そんなことはありませんでした。母親の話はありましたが、父親の話ありましたっけ。身の上話のシーンで、数行読んでませんでした。その後「母さんは一緒だろ」とか言うシーンありましたが、実の父親のことは何もなかったような。

アクションシーンが特に面白いと思いました。バイクでやり合うシーンに感動しました。あと、二人目のクローンの動きが軽やかで滑らかでとても面白いです。見たことないですが『ブラックパンサー』はあんな感じなのかなと思いました。カタコンベのシーンで、クローンが暗視ゴーグルとガスマスクをしていたのに、何があったのか一瞬で主人公に両方外されて倒されて銃を向けられていたシーンは一瞬過ぎて分かりませんでした。あと、クローンと養父が闘うシーンで、養父優位だったのが次のシーンでクローン優位になったときはシーンが飛んだと感じました。すごい戦いになると一瞬過ぎて見えないということでしょうか。スローモーションにして欲しいです。

最後クローンが「失敗をしたいんだ」と爽やかに学生生活を過ごしていました。自分の特性などが事前に分かっていたとしても、やりたいことや遠回りに見えることとをするのが人生なんですね。