ゼンタングルメソッドはアメリカ在住のリック・ロバーツさんとマリア・トーマスさんが考案したパターンアートの描き方です。絵になじみがない方でも創造性を発揮でき、ストレス解消やマインドフルネスなど意外な効果もあります。 お二人はゼンタングル社を設立しました。
ゼンタングルメソッドの8ステップについては市販の本にも書いてありますが、サクラクレパスのサイトでも公開されています。
また、タングル(パターン)の描き方の手順についてはTanglePatterns.comで公開されています。
道具は今はアマゾンでも買えます。公式の紙とピグマの組み合わせはとても素晴らしいです。グッズはゼンタングル公式サイトの通販でも買うことができます。
↑初めての方用の講座では、よくZのストリングで描きますね。
ストリングはZじゃなくても何でも良いんですよ。
↑完成したところです。
↑先にこの3つを描きました。完成を急がずに自分のペースで描きます。
最終的にどうなるか考えずに成り行きで良いんですよ。
↑ディーバダンスが最後になりました。空欄があっても良いのですが、今回は埋めてみました。
タングル(パターン)はいくつか好きなのを覚えておくと、「あ、ここにあれを描こう」と思いつけて良いですね。描き方の手順を見ながらだと描きづらいですし、のびのび描くのが難しいです。
↑鉛筆とさっぴつで影をつけます。その後、表面にイニシャルと裏に日付と名前を描いて完成です。並べて鑑賞します。
ゼンタングルメソッドの特に素晴らしい点は何かと考えた時、私はまず「紙のサイズ、形」と「ストリング」を挙げます。この紙のサイズと質感、端がギザギザしているところが最高に素晴らしいです。もし公式の紙を使ったことのない方がいらしたら、ぜひ使ってみていただきたいです。
あとストリングは本当に素晴らしい発明です。ストリングがあることで描くことがさらに数段楽しくなります。ストリングは鉛筆で描くということがとても重要です。なぜかと言うとストリングは提案・アドバイスであって無視したり乗り越えたりするのが自由なのですが、ペンで描いてしまうとそれらができなくなるからです。鉛筆で描くことで、後から消しゴムで消さなくても自然に目立たなくなります。
他のCZTの方に質問してみましたら、その方は「間違いがないこと」と「計画しないこと」とおっしゃっていました。その二つも本当に大切ですね。計画しないで描くことと間違いがないことはリンクしていて、計画がないから間違いがないんです。予定・想定から外れるから間違いになるんですよね。
円形のものはゼンダラといいます。ゼンタングル+マンダラの造語です。
トラディショナルなスタイル以外の作品はZIAといいます。