芳野かえ ゼンタングル®認定講師

ゼンタングル®メソッドはリラックスしながら集中できるパターンアートの描き方です。

ゼンタングルでアルファベット

 カリグラフィーの本を買ったら装飾文字がきれいだったので、描いてみました。マリアも公式サイトかブログか何かで、カリグラフィーメインのゼンタングルを公開なさってましたね。

f:id:tanglefan:20151105181056j:image塗る前はこんなでした。

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すごくたくさんの種類の文字があって、見ているだけで面白いです。カリグラフィーをやる人は、文字の種類ごとにそっくりに描けるように練習するんでしょうか。日本の文字ではあんまりそういうことしないですね。お正月を過ぎると急にペン習字の講座のコマーシャルを見るようになりますけど、日本のペン習字とカリグラフィーって何となくちがいますね。逆に、英語圏ではカリグラフィーじゃなくて普段の文字を美しくしよう!みたいな講座ってあるんでしょうか。

ヒンメリ作りました

 ゼンタングルのことを調べていたら、ヒンメリというものを知りました。私はこれまで見たこともなかったのですが、北欧雑貨好きの人には有名みたいですね。フィンランドで何百年も前から作られている飾りで、結婚式で飾ったり行事の時に飾ったり、豊作を祈願して一年中飾ったり、色んな使い方をされるようです。このごろはクリスマスに飾ることが多くなったとかで、これからの季節にぴったりですね。

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アマゾンで、麦わらと作り方の本がセットになっているものを買いました。日本のヒンメリ作家の方が講座を開いたりもされているみたいですね。講座に参加した方が色々と良いんでしょうけども、本とキットで気軽に体験するのも楽しいです。

これで2時間かかりました。作業ののろい私が全くの初めてで2時間ですから、普通の人はもっと早いのではないでしょうか。結構大きいです。麦わらは割れやすいのでまず1時間くらい水につけておきます。案外適当な入れ物がなくて、フライパンに水をはって入れました。

キットには短めの麦わらが50本セットになっていて、小さい作品が2.3個、中くらいの作品が1個作れるようになっています。私は中くらいの作品を1つ作ろうとしていたのですが、基本の結び方のページと行ったり来たりしているうちに麦わらの切り方を間違えて、本のとうりにできませんでした。でも別に好きに作っていいみたいですから、問題ないです。作っている途中から、シャンデリアみたいに4か所から立方体をつりさげてみたくなったのですが、麦わらが足りませんでした。

麦わらが手に入りにくいし割れたりして扱いにくいので、プラスチックのストローで作る方法もあるようですが、本物の麦わらで作るってところが味があっていいです。すごく太いのやら細いのやら麦わらが色々で大丈夫なのかなという感じなのですが、出来上がってみると別に大丈夫でした。割れていたり折れているものははずします。

細かい疑問なのですが、麦わらを1時間くらい水につけたとして、それ以上は入れておかない方がいいのですかね。私は一度に全部水から引き揚げて作り出したのですが、二時間たつ頃にはだんだん乾き始めていたのです。3時間つけっぱなしになったとしても組み立てる分だけ1本ずつ水から上げるようにした方がよかったのかも。こういうことも講座なら質問できますよね。まあ、乾く前にてきぱきと作るんでしょうか。

作っている最中は、麦わらが繊細でハラハラするのですが、完成したヒンメリを吊るして眺めていると、とてもリラックスできます。